本の中の複数の情報を画像としてビジュアル化する

本の中の複数の情報を画像としてビジュアル化する

記憶の短期的な貯蔵庫 ワーキングメモリー

脳の中には「ワーキングメモリー」と呼ばれる記憶の短期的な貯蔵庫があります。

しかし、このワーキングメモリーの容量は無限ではなく有限です。

つまり、記憶として覚えておけるものもあれば、忘れてしまうこともあるということです。

だからこそ、人間はすべてのことを暗記することができないのです。

しかし、やり方によっては、今までよりも多くのことを暗記することができます。

その方法とは、複数の情報を画像としてビジュアル化することです。

複数の情報を画像としてビジュアル化するによって、脳はそのビジュアル化した情報を容量に限りがあるワーキングメモリーではなく、脳内の別の場所に貯蔵します。

つまり、ビジュアル化することによって、大事な情報を効率良くたくさん頭に定着することができるということです。

たとえば、「海」と「昼寝」という言葉が入ってきたら、「ビーチで寝ている人物」を画像としてビジュアル化します。

「海」+「昼寝」→「ビーチで寝ている人物」

たとえば、「海」と「麦わら帽子」と「ラクダ」という言葉が入ってきたら、「海に隣接している砂漠でラクダを連れた麦わら帽子をかぶった人物」を画像としてビジュアル化します。

「海」+「麦わら帽子」+「ラクダ」→「海に隣接している砂漠でラクダを連れた麦わら帽子をかぶった人物」

このように、入ってきた複数の情報を組み合わせて、画像としてビジュアル化するとより多くのことを記憶できるのです。

さて、これって何かに似ていると思いませんか?

勘の鋭い人はお気づきかと思いますが、紙芝居に似ています。

紙芝居

ただし、速読は紙芝居とは逆工程です。

紙芝居では絵を見てストーリーを思い浮かべますが、本の速読ではストーリーから絵を思い浮かべます。

紙芝居:絵 → ストーリー、速読:ストーリー → 絵

つまり、速読とは紙芝居と逆のことを、文章を見ながら何度も繰り返すという作業なのです。

たとえば、「ネコがこたつで丸くなっている。庭からは鳥の鳴き声が聞こえてくる。」という文章を見たら、このシーンをイメージ(絵)として思い描きます。

こうすることによって、限りある「ワーキングメモリー(記憶の短期的な貯蔵庫)」から脳内の別の場所にこのシーンの記憶を貯蔵します。

つまり、速読とは文字を司る左脳と画像を司る右脳をフルに使う読み方なのです。

こうして、読んだ内容が深く脳に刻まれ、忘れにくくなるのです。

読んだ内容が深く脳に刻まれ、忘れにくくなる

まとめると、速読とは、本を横に移動しながら視野を狭めずかたまりでパッと見てそのかたまりで得た複数の情報を瞬間的に紙芝居のようにビジュアル化するということです。

ただし、これをできるようになるには多少の練習が必要です。

その練習に最適なのが、新聞を使った速読練習法です。


私が英単語を21日以内に3000語を暗記すると言った時、多くの友人は笑いました・・・。でも、私が本当に3週間で3000語の単語を暗記した時・・・
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